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空調メンテナンスサービス
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  3. 病院に必要な空調設備の要素とは?あわせて空調設備の重要性や注意ポイントなどを詳しく解説!

    病院に必要な空調設備の要素とは?
    あわせて空調設備の重要性や注意ポイントなどを詳しく解説!

      医療施設において空調設備は、患者様の治療環境や医療スタッフの働く環境を左右する重要な要素です。特に病院では、感染対策や室内空気質の管理、温湿度の適正維持など、一般施設とは異なる厳格な条件が求められます。本記事では、病院に必要とされる空調設備の基本要素や空調設備の重要性、さらに病院が注意すべきポイントなどを詳しく解説します。

      また、病院の空調設備管理にはプロによる定期的なメンテナンスが不可欠です。ダイキンの「エアネットサービスシステム」では経験豊富なエアコンのプロが定期点検を行い、空調設備を常に最適な状態に維持します。この機会にぜひご利用ください。

      病院における空調設備の重要性

      病院の空調設備は、単に室温を調整するだけでなく、医療提供の質と安全性を直接左右する重要なインフラです。適切な空調管理は、院内感染リスクの低下、医療スタッフの業務効率向上、患者様の療養環境の最適化、そして高度医療機器の正常稼働に不可欠です。特に現代の病院では、さまざまな感染リスクを持つ患者様が同じ空間に存在するため、空気の流れや換気が感染管理の要となります。また、各診療科や病棟、手術室などの特性に応じた環境条件を維持するには、きめ細かな空調制御が必要です。医療の高度化に伴い、病院空調の役割はますます重要性を増しています。

      感染症対策

      病院における空調設備の重要機能の一つとして感染症対策が挙げられます。適切な換気と空気清浄化により、院内感染リスクを低減させます。特に陰圧・陽圧制御は感染制御の要です。感染源のある場所では室内の汚染空気が外部に漏れないよう陰圧に、感染リスクが高く清潔な空気が求められる場所では外部からの病原体侵入を防ぐため陽圧に管理されています。
      また、手術室や集中治療室では高性能フィルター(HEPAフィルター)を用いた清浄度の高い空気供給が一般的です。このように近年の感染症に対する意識から、空調設備に対する重要度は大幅に高まっています。

      スタッフと患者様の快適性

      病院の空調設備は、医療スタッフの労働環境と患者様の療養環境双方の快適性を確保する役割を担っています。長時間勤務する医師や看護師にとって、適切な温湿度環境は集中力の維持やモチベーション維持に直結します。特に手術室では、医療チームの高度な作業精度を保つため、快適に作業できる空調設備が求められます。 一方、患者様にとっては、回復を促進する療養環境として、静かで快適な空調が重要です。疾患や年齢によって体温調節機能が異なる患者様が混在するため、エリアや病室ごとに細やかな温度調整が可能なシステムが理想的です。

      精密機器の性能維持

      現代の病院には、MRIやCTスキャナー、手術支援ロボットなど高度な医療機器が数多く導入されています。これらの精密機器は、温度や湿度に敏感で、適切な環境条件下でのみ正確な性能を発揮します。例えば、画像診断装置は過度な熱や湿気によって誤作動や精度低下を起こす可能性があります。また、医薬品や検体保管施設も厳格な温度管理が必要です。
      これらの機器や施設に対して、24時間365日安定した環境を維持することが、診断・治療の質を確保するために不可欠となっています。

      病院に必要な空調設備の要素

      上記のように病院の空調設備は安全性に直結するため重要度が高く、一般的な商業施設とは異なる高度な機能と信頼性が求められます。

      温湿度の厳格な空調管理

      病院の各エリアでは、その用途に応じた精密な温湿度管理が求められます。病院施設の規程であるHEAS-02-1998によると手術室の適正温度は22℃〜26℃、湿度は45%〜60%とされており、医師の集中力維持と感染リスク低減を図ります。一方、新生児室では中性温度環境を保つために手術室に比べて高めの24~26℃、湿度は50~60%が適正とされています。また、検査室や薬剤部では薬品や試薬の品質維持のため、さらに厳格な温湿度条件が設定されています。
      これらのような多様な要求に応えるため、多くの病院では各部屋の温湿度を集中管理でき、効率的な空調管理が可能な中央空調システムが導入されており、必須の要素となっています。

      空気清浄度の高さ

      病院の空調設備において空気清浄度の確保も欠かせません。特に手術室・集中治療室・無菌病室などの高度清浄区域では、HEPAフィルターを用いた清浄度クラス10,000以上(ISO Class 7相当)の空気供給が標準となっています。近年は、紫外線殺菌装置や光触媒などの技術も利用されており、より高度な空気清浄化が図られています。このように高度な空気清浄度は病院に欠かせないため、必ず求められる要素となっています。

      省エネ性能の高さ

      資源エネルギー庁によると、医療機関の空調による消費エネルギーは全体の約40%を占める大きな割合となります。そのため、医療環境の質を維持しながらエネルギー効率を高める技術の導入が重要です。具体的には、外気負荷の変動に応じて最適運転を行うVAV(Variable Air Volume:可変風量)システム、エネルギー回収システムなどが活用されています。これらの技術を活用することで省エネ実現が可能となり、病院のコスト削減につながります。
      また、省エネ性能の高い空調設備は、ランニングコスト削減に貢献するだけでなく、カーボンニュートラルへの貢献という社会的責任も果たします。
      省エネについて詳しくは「省エネとは?省エネの重要性や日本の取り組み事例をあわせて解説!」をご覧ください。

      参考節電アクション|資源エネルギー庁

      メンテナンスの容易さ

      病院の空調設備は24時間365日の連続運転が求められるため、定期的なメンテナンスを容易に行える設計が不可欠です。フィルター交換や機器点検のためのアクセス性を確保し、メンテナンススペースを適切に設けることが重要です。また、部品交換や修理作業が病院運営に支障をきたさないよう、バイパス回路や予備機の設置などの冗長設計も考慮すべきです。さらに、日常的な保守管理を効率化するため、機器の異常を早期に検知できる検知システムや遠隔監視システムの導入もおすすめです。

      病院の空調設備管理で注意すべきポイント

      病院の空調設備管理においては、複数の重要なポイントに留意する必要があります。

      各エリア別の管理基準の明確化

      病院内の各エリアは、その用途や患者様の特性によって求められる空調条件が大きく異なります。手術室では厳格な清浄度と温湿度管理、感染症病室では適切な陰圧維持、ICUでは24時間安定した環境など、エリア別に明確な管理基準を設定し文書化することが重要です。これらの基準は、関連法規や医療ガイドラインに基づいて策定し、定期的な見直しを実施しながら最適化を図りましょう。
      また、管理基準の遵守状況を継続的にモニタリングし記録することで、万が一のトラブル時にも原因究明が容易になります。スタッフ全員が各エリアの基準を理解し、日常点検に活かせるよう、教育体制の整備も欠かせません。

      設備更新計画の策定

      空調設備は一般に13年程度で更新が必要とされますが、メンテナンスを怠っていると突然の故障による医療サービス提供の中断リスクがあります。また、設備の老朽化は性能低下やエネルギー効率の悪化を招き、維持費・ランニングコストの増大につながります。
      そのため、現有設備の使用年数や故障履歴、部品供給状況などを踏まえた中長期的な更新計画を策定することが重要です。更新計画では、最新の医療ニーズや感染対策、省エネ技術の導入も考慮すべきです。特に大規模な更新では、病院運営への影響を最小限にするための段階的な工事計画や仮設空調の準備など、綿密な移行計画が不可欠です。
      空調設備の耐用年数について詳しくは「業務用空調設備の耐用年数は?寿命をのばす方法や減価償却費についても解説」をご覧ください。

      プロによる定期的なメンテナンスの実施

      病院の空調設備の維持管理には、専門知識と豊富な経験を持つプロによる定期的なメンテナンスが不可欠です。特に高度な医療を提供する現代の病院では、空調システムも複雑化しており、素人判断による対応ではリスクを伴います。
      専門業者による定期点検では、フィルター交換や機器清掃といった基本作業に加え、各種センサー・制御システムの動作確認、風量・温湿度の測定など専門的な検査が実施されます。また、空気清浄度の測定も重要な点検項目です。これらのプロフェッショナルな点検により、故障や性能低下を早期に発見し、予防的な対応が可能となります。信頼性の高い医療環境を維持するための投資として、専門業者との保守契約は必須と言えるでしょう。

      高品質な空調設備の維持管理にはダイキンのエアネットサービスシステムがおすすめ

      ダイキンでは、「エアネットサービスシステム」というサービスをご用意しております。このサービスでは、専門のサービスエンジニアが定期メンテナンスを実施することはもちろん、空調機を24時間365日クラウドで遠隔監視し、さまざまな空調管理業務をサポートします。

      エアネットサービスシステムの特徴

      エアネットサービスシステムの特徴としては以下の4つです。

      故障時の迅速対応

      万が一、空調機に異常が発生した場合でも、遠隔から復旧操作や応急運転設定、緊急出動を行うため、空調トラブルを最小限に抑えられます。

      予防保全の実現

      故障予知」機能により、機器の異常を早期に検知できるため、突発的な故障リスクを軽減します。また夏・冬の本格稼働前に「シーズン前遠隔点検」を実施することで、不具合を早期に発見できるため、シーズン中の故障トラブルを回避できます。

      法定点検のサポート

      フロン排出抑制法で義務付けられている定期点検をダイキンの有資格者であるサービスエンジニアが無料で実施します。さらに、3ヶ月ごとに必要な簡易点検も大幅に効率化できるため、担当者様の業務負担を軽減し、本来業務に集中していただけます。

      省エネ運用による光熱費削減

      省エネ大賞を受賞した「遠隔自動省エネ制御」では、AIが熱負荷を予測し、快適性を損なうことなく消費電力を最適化します。この機能により省エネを実現でき、コスト削減にも貢献します。
      このようにダイキンのエアネットサービスシステムは、設備担当者様の点検業務負担を軽減するだけでなく、突発的な故障リスクの低減や省エネによるコスト削減まで実現するサービスです。ぜひこの機会にご相談ください。
      詳しくはこちらよりお問い合わせください。

      病院の信頼性維持・向上には空調管理の定期的なメンテナンスが不可欠

      病院の空調設備は、感染症対策、患者様・スタッフの快適性確保、精密医療機器の正常稼働など、医療の質と安全を支える重要インフラです。一般施設よりも高度な清浄度や温湿度の精密制御、24時間365日の安定稼働が求められるため、その管理基準は極めて厳格です。
      これらの高度な要件を継続的に満たし、病院の信頼性を維持するためには、専門知識を持つ業者による定期的なメンテナンスが必須となります。加えて適切な保守管理体制の構築は、突発的なシステム障害の防止だけでなく、設備の長寿命化や省エネルギー運転にもつながり、病院経営の安定化にも貢献します。高品質な医療環境の維持は、空調設備の確実な管理から始まるのです。
      ダイキンの「エアネットサービスシステム」ではプロによる定期的なメンテナンスを実施でき、遠隔自動省エネ制御により、快適性を保ちながら省エネ性能も高めることができます。また省エネ対策につながる「レトロフィットメンテナンスプラン」の利用も病院経営に効果的です。この機会にぜひご相談ください。

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