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    省力化とは?ビルメンテナンスにおける空調管理を効率的に実現させるポイントを解説

      ビルのメンテナンス業務は、電力や空調、給排水、機械、施設の点検、清掃、管理などと多岐にわたり、その一つひとつを取っても非常に手間がかかります。また、少子高齢化の影響による人手不足は、メンテナンス業界も同様。手間がかかるうえに人手不足が加わることで、作業者の負担は増大するばかりです。作業者の負担を少しでも軽減しなければ離職者が増え、残った人材にかかる負担はさらに大きくなってしまうでしょう。そこで今回は、ビルメンテナンス業務のなかでも特に空調設備の管理を省力化させるメリットやポイントを解説します。人手不足にお悩みのビルメンテナンス管理者の方は、ぜひご覧ください。

      省力化とは?

      空調設備の管理における業務の省力化を実現するためには、まず省力化の正しい意味を理解しなくてはなりません。ここで言う省力化とは、作業員1人当たりの作業負担を減らすことを指します。例えば、これまで1人が1時間かけて行っていた業務の効率化を進め、40分で終わらせることは省力化の一例です。省力化と勘違いしやすい言葉に「省人化」がありますが、まったく異なる意味です。省人化はこれまで2人で行ってきた業務を1人でやることを指します。作業員の作業負担を減らすのが省力化、作業員自体を減らすのが省人化です。人手が十分にあり、業務に余裕がある場合は省人化も可能かもしれません。しかし、業務が多いうえに人材不足であるビルメンテナンス業界では、省人化は不可能です。作業員一人ひとりの負担を軽減させる「省力化」が必要と言えます。

      省力化を行うことで得られるメリットとは?

      空調設備管理業務の省力化を行うことで得られる主なメリットは、次のとおりです。

      作業員の生産性向上

      省力化の主な方法としては、業務のシステム化や自動化が考えられます。これにより作業員の負担を軽減し、集中力やモチベーションのアップにつながり、生産性の向上が期待できます。

      コスト削減

      前述のように生産性が向上することで、コスト削減が可能です。また、省力化により作業員の負担が軽減され、疲労やストレスを感じることが少なくなるでしょう。そのため作業ミスや事故リスクが抑制され、それにより発生するコストも抑えられます。

      サービス品質向上

      省力化により作業員に余裕が生まれることで、丁寧に作業を進めることができるようになります。例えば、自動化された監視システムやセンサーを用いた異常検知システムなどの導入により、正確な監視が実現し、異常時の迅速な対応も可能です。以上の結果、メンテナンス業務のサービス品質向上が実現し、顧客満足度の向上にもつながります。

      省力化を適切に行うためのポイント

      空調設備の省力化を行うポイントはさまざまですが、なかでも重要なのは次の点です。

      空調設備の定期的なメンテナンス

      省力化を適切に行うには、空調設備の定期的なメンテナンスにより、故障リスクを低減させることが重要です。空調設備はメンテナンスを怠ると、故障やトラブルが発生する可能性が高まり、省力化の実現を難しくしてしまうでしょう。場合によっては想定していた使用期限より早い時期に稼働しなくなってしまい、余計な業務が増え、これまで以上に作業員の負担が増大するかもしれません。

      空調機器の適切な稼働

      空調機器の寿命を延ばすには、定期的なメンテナンスに加え、適切な稼働も欠かせません。適切な温度設定を実施して、空調設備の運転状況を最適化させれば、故障やトラブルの発生率を下げ、長寿命化が期待できます。空調機器が安定して稼働すれば作業員の業務も減り、省力化が実現するでしょう。

      IoTの活用

      空調機器メンテナンスの省力化で最も重要なポイントは、メンテナンス業務のシステム化・自動化です。IoT機器を活用し、遠隔による空調設備管理、故障予知、トラブル発生時の連絡などさまざまな対応を自動化させることで省力化を図ります。

      省力化の導入事例

      実際に空調設備管理の省力化を実現したビルの事例を紹介します。

      オフィス21ビル様の事例

      オフィス21ビル様では、フロン排出抑制法で定められている簡易点検・定期点検をサポートしていることや、異常お知らせメール機能があることなどから、空調機器の入れ替えを行ったタイミングでアシスネットサービスを導入。それまでは、ビルに入っているテナントからエアコンが停まっていると連絡があってからの対応だったものが、お知らせメールにより迅速な対応が可能に。空調設備が停まってしまう時間を最小限に抑えられるようになり、快適なビル環境を実現しています。

      参考No.001 オフィス21ビル様

      医療法人ウェルビー なかむらレディースクリニック様の事例

      医療法人ウェルビーなかむらレディースクリニック様では、古い空調設備がたびたび故障していましたが、担当者不在の日もあり、対応スピードの遅さに不安を抱えていました。不妊治療を中心に行う同医院では、患者さまの体調管理が重要であり、そのための快適な環境づくりに空調設備の安定稼働は欠かせません。そこで、空調設備に不具合があるとすぐにメールで知らせてくれる機能を持つアシスネットサービスを導入。年中無休で営業を続ける同医院は、空調設備の不具合に対する迅速な対応が可能になったことで、管理負担の軽減を実現できました。

      参考No.002 医療法人ウェルビー なかむらレディースクリニック様

      株式会社エムサポート様の事例

      病院を含めた複数施設の設備管理を請け負っている株式会社エムサポート様では、「人手不足で時間的な余裕を持てない」という課題を抱えられていました。特に空調設備の点検業務はフロン排出抑制法といった法的義務もあり、しっかりとした対応が必要であるものの、ほかの業務で手一杯のため十分に手が回りません。そこで、フロン排出抑制法の定期点検をサポートするアシスネットサービスを導入。すると、それまでエラー点検や部品交換で2週間もかかっていた業務が、お知らせメールの活用により最短2日で修理完了することも。修正業務の大幅な軽減を実現しました。

      参考No.004 株式会社 エムサポート様

      フロン排出抑制法について詳しくは、「知らないとまずい!業務用エアコンの法令点検の重要性」をご覧ください。

      空調設備管理の省力化はIoT活用がおすすめ

      省力化とは、業務の効率化を果たし、作業員1人当たりの作業負担を減らすことです。人材不足が慢性化しつつあるビルメンテナンスにおける空調管理でも、省力化により作業員の負担軽減やコスト削減などさまざまなメリットが得られます。一方で、現状の業務内容や環境を変えないことには、簡単には省力化の実現はできないでしょう。そこで重要になるのが、定期点検の実施や空調機器の適切な稼働、そしてAIやIoT機器の活用です。例えば、ダイキンの「アシスネットサービス」であれば、遠隔管理できるIoT端末を室外機に取り付けるだけで、修理記録もサーバーで一括管理が可能になります。また、フロン排出抑制法への対応、管理工数の削減など、さまざまな面から空調設備管理の省力化をサポートします。

      また「エアネットサービスシステム」では、オンライン診断による
      空調機器の故障予知や夏や冬の稼働シーズン前の遠隔点検、遠隔復旧など、
      作業員が現場にいない時であっても迅速な対応が可能です。

      メンテナンス業務の省力化にお悩みの際は、
      アシスネットサービスやエアネットサービスシステムの活用を
      ぜひご検討ください。

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