電気料金は主に「電力量料金」と「基本料金」によって構成されています。「電力量料金」は、実際の電気使用量に電力量単価を乗算して算出されます。「基本料金」は、「デマンド料金制度」により決定される契約電力をもとに算定されます。
直近12カ月の「最大需要電力」により、契約電力を決定する制度です。
「最大需要電力」は、「ピークデマンド」とも呼ばれ、30分単位の電力使用量を比較し、月内で最も大きい値の事を指します。「ピークデマンド」の値が下がれば、基本料金も下がるため、ピークデマンドの値を制御する「デマンド制御」が重要になります。